暗号資産関連のツイートを多く投稿するテスラのCEOイーロン・マスク氏は、3つの暗号資産を保有していることがわかった。保有している暗号資産の中に「柴犬コイン」はなかったという。

16日（現地時間）、米メディアUSAトゥデイは、マスク氏が保有している暗号資産はビットコインとイーサリアム、ドージコインだと報じた。またツイッターで柴犬コインの絵を頻繁にアップしているにもかかわらず、同暗号資産は持っていないと伝えた。

マスク氏はビットコイン愛好家として知られている。同氏は2019年に行ったインタビューで、「紙のお金がなくなり、暗号資産の取引価値が紙幣より多くなることは確実だ」とし、ビットコイン関連技術への賞賛を惜しまなかった。

またマスク氏は2019年、ドージコインを自分が最も好きな暗号資産としてあげた。ツイッターにはドージコインを「とてもクール」とつぶやいたこともある。

昨年からはドージコインに関するツイッターを多数アップし、価格を引き上げたが、今年5月に米NBC放送のお笑い番組で仮想資産について「トリック」という冗談のような発言をしたことで、放送後にドージコイン価格が急落。非難を浴びた。

マスク氏は2019年4月、ツイッターに「イーサリアム」というたった一つの単語のツイートを掲載し、同コインに対する関心を集めた。これまでイーサリアムに冷淡だったマスク氏だが、今年初頭、保有していることを認めた。

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