テスラ、今年も供給網問題か…株価が11%以上暴落

米電気自動車(EV)大手のテスラが業績発表で供給網問題が今年も続くとし、電気トラックなどの新車発売を延期した。この影響で同日のテスラの株価は11%暴落し、米電気自動車メーカーの株価が軒並み暴落した。
同社は「部品供給の問題があり、工場が数四半期にわたり容量未満で稼動しており、これは22年まで続くとみられる」と明らかにした。さらにテスラは供給網問題の持続で、電気トラックなどいくつかのモデルの発売を2023年に延期すると付け加えた。
これに対し、今月27日(現地時間)のテスラ株は、ニューヨーク株式市場で前営業日比11.55%安の829.10ドルで取引を終えた。
米国の代表的な電気自動車メーカー、テスラの株価暴落で、ライバルとされるルーシッド・モーターズ(Lucid motors)の株価も暴落した。ルーシッドは同日、ニューヨーク証券市場で前取引日より14.10%暴落した28.70ドルで取引を終えた。
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