（写真はドラマ「愛の不時着」のポスター）

ドラマ「愛の不時着」で有名な作家パク・ジウン氏が「愛の不時着」の世界的ヒットの秘訣について、「目の肥えた韓国視聴者」を上げ、話題となっている。

米国のスタンフォード大学で19日に開かれたセミナー「韓流の未来（The Future of Hallyu）」に参席したパク・ジウン氏は、「韓国の視聴者の目は非常に肥えているので、その肥えた目に合わせることが大切だと思う」と話した。視聴者の要求に合わせて作品を作る、韓国の制作環境が韓流ブームに繋がっているとの考えだ。

同氏が書いた「愛の不時着」は、韓国はもちろん、ネットフリックスを通じて海外でも放送され、アジアや米国など全世界的な大ヒット作となった。このドラマは北朝鮮と非武装地帯を背景に描かれている。

同氏は「愛の不時着を書いた時、大人気となることは期待できなかった」と明かす。また「“何故、南北間の話を書こうとするのか“、“分断と非武装地帯に関する知識など、韓国人でなければ理解しがたい“などの言葉を耳にし、私もそう思った」と、話している。そして「だからこそ徹底して韓国人が理解し、好きになるドラマに集中しようと考えた」と、自身が考えた「愛の不時着」のヒットの理由を語った。

翻訳：水野卓
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