イスラエル、ガザ地区へ地上侵攻「限定的」実施

(写真は本記事の内容と無関係なイメージ。pixabayから)
イスラエル軍が現地時間23日、ガザ地区に対し限定的な地上作戦を行なった。
AFP通信やBBCなど海外メディアによると、イスラエル軍のダニエル・ハガリ報道官がブリーフィングで、ガザ地区内で「夜間に戦車と歩兵部隊を動員した攻撃があった」ことを確認したと報じた。
ハガリ報道官は「今回の攻撃は、この戦争で次の段階を準備しているテロリストの群れを射殺するためのもの」と説明している。
また今回の攻撃の過程において、パレスチナのイスラム組織ハマスが今月7日より拘束している人質に関する情報収集も試みたと話した。
米国メディアは、アメリカ政府が拘束されている人質の釈放に必要な時間を稼ぐため、イスラエルにガザ地区への地上作戦の延期を要請したと報じている。
この様な中でこの日、ガザ地区内の民間人のための第3次支援物資がエジプトのラファ検問所からガザ地区に運ばれた。しかし、燃料は依然として支援物資から除外されていると伝わっている。
国連は、ガザ地区内にいる200万以上の住民の基本的な需要に満たすには、少なくとも1日にトラック100台分の支援物資の供給が必要なことを明らかにしている。
翻訳:水野卓
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