強い台風18号は、10月3日午前6時現在、台湾海峡をゆっくりと北東に進んでいる。今後、台湾付近を北上し、10月4日に南下、10月5日には南シナ海で熱帯低気圧に変わる見込みだ。沖縄地方には台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、激しい雨が予想されるほか、海上ではうねりを伴った高波への注意が必要だ。
台風の進路と影響
台風18号は、台湾付近で動きが遅く、大荒れの天気が続く見込みである。10月4日には再び南下し、5日には南シナ海で熱帯低気圧に変わると予想されているが、それまで台湾およびその周辺地域では警戒が必要だ。
沖縄の大気不安定と大雨の予報
沖縄地方には台風周辺から湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっている。雨雲や雷雲が発達し、沖縄各地で激しい雨が降っており、特に先島諸島では4日にかけて警戒が必要である。
最新の降水量データでは、与那国町祖納で334.5ミリ、与那国空港で213.5ミリの降水が観測されるなど、既にかなりの雨量が確認されている。
今後の予報と注意点
沖縄本島地方では10月3日から激しい雨が予想され、4日まで警報級の大雨となる恐れがある。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に十分な警戒が必要だ。
予想される1時間あたりの最大降水量は、沖縄本島地方と宮古島地方で30ミリ、八重山地方で40ミリ。また、24時間あたりの降水量では沖縄本島地方で80ミリ、宮古島地方で100ミリ、八重山地方で120ミリが予想されている。













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