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僅か2分で1000ETH公募に成功した仮想通貨ファンド「ZXG1号」

韓国仮想通貨取引所ジニックスが公募した「ZXG1号」が僅か2分で1000ETHを集めるなど人気を博した。
僅か2分で1000ETH公募に成功した仮想通貨ファンド「ZXG1号」
-ジニックス、「ZXGクリプトファンド1号」運用開始
韓国仮想通貨取引所ジニックス(zeniex)が今月12日から15日まで「ZXGクリプトファンド1号(ZXG1号)」の公募を行ったところ、12倍の競争率を記録した事が19日明らかになった。公募は受付開始僅か2分で公募金額(1000ETH)を突破する程に投資家らの関心が集中した。
ジニックスはこの様な投資家らの関心と期待に応えるべく、ファンド資金の運用現況をクリアに公開する方針。ジニックスのホームページを通じ、毎週ポートフォリオの構成変化が公開され、毎分期ごとの投資報告書も公開される。ジニックスは「ZXG1号」の運用成績を検討した後、2号ファンド公開も準備する計画だ。
「ZXG1号」は韓国初の仮想通貨ファンド。想定運用期間は1年で、ファンド資金の約80%は新規仮想通貨公開(ICO)プロジェクトに投資される。残りの約20%は既存の仮想通貨に投資して運用される予定だ。
仮想通貨ファンドは、個人の直接投資が難しい有望ICOプロジェクトに間接投資出来る点が特徴。現在投資予定のICOプロジェクトとして、「ブロッククラウド(Blockcloud)」などがあり、中国のブロックチェーン専門ベンチャーキャピタル「ジェネシスキャピタル(Genesis Capital)」主導で追加プロジェクト発掘にも打って出る予定だ。
トークン化して仮想通貨取引所に上場されるという点もZXG1号の主な特徴のひとつ。今回の公募でファンドに参加した投資家らは、既に17日と18日に「ZXG1号」を基盤とする「ZXGトークン」の発給を受けている。「ZXGトークン」は19日にジニックス・イーサリアム・マーケットに上場された。
これによりファンドの保有者らは、満期に関係なく24時間トークンの取引が可能となり、流動性を確保出来る。また一般の投資家らも取引所でのZXGトークン購入を通じて、ファンドに投資する事が出来る。
ジニックスのチェ・キョンジュン代表は「韓国初の仮想通貨ファンドであるZXG1号の公募が、12対1の競争率で締め切られるなど、投資家らの高い関心を確認する事が出来たのだが、これは仮想通貨投資市場への不安は続きながらも、安定した投資機会を得ようという、投資家らの心理が反映された結果だと分析している」とし、「ジニックスZXG1号ファンドの運用の成功を経て、仮想通貨領域でも間接投資市場を拡大するなど、仮想通貨投資市場の新しいパラダイムを提示出来るよう、努力していく」と語った。
翻訳:水野卓
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