米株が8ヶ月ぶり最高値記録…好材料重なる

米株が8ヶ月ぶり最高値記録…好材料重なる

米株式市場が景気好調や企業業績の上昇、貿易戦争の余波縮小など、様々な好材料に支えられ、約8カ月ぶりに再び最高値を更新した。専門家らは、今のような好況が続く場合、今年の株式市場は市場の見通しを上回る成績を残すことができると期待している。

ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は20日、前日比で251・22ドル高の2万6656・98ドルを記録した。終値としては過去最高値で、1月26日の2万6616.71ドル以降約8ヶ月ぶりの最高値更新となる。

代表的な指標であるS&P500指数も22.80ポイント(0.78%)上昇した2930.75で取引を終え、史上最高値を記録した。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は78.19ポイント(0.98%)上昇した8028.23を記録し、再び8000台を回復した。

米株式市場がこのように強気を見せた理由は様々な好材料が重なったからだ。まず、米経済成長が投資心理を刺激した。20日に発表された9月第2週の失業保険申請件数は20万1000件で前週比3000件減となった。20万1000件は1969年12月以来、約49年ぶりの低水準だ。また、企業の業績も株価を引き上げるに一役買った。米市場調査会社ファクトセットによると、S&P500の上場企業の今年上半期の収益率は前年比で25%増加した。第3四半期の収益も19%増になると予想される。

さらに米中貿易戦争の収拾への期待感が高まっている。中国の李克強首相は19日、世界経済フォーラムの基調演説で「紛争は交渉を通じて解決しなければならない」と対話の意思を明らかにした。その影響で、主要通貨に対するドル指数は20日、貿易戦争による緊張感が和らぐなるという予測に支えられ、8月以来安値の88.82を記録した。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、「米国の金利引き上げが近くなると、債券投資家が株式市場に移動している」と分析した。米10年物国債の利回りは現在、4週連続で下落傾向を見せており、2年物国債も2008年6月以降最安値を記録している。専門家は「債券価格が下落するほど、より多くの人々が資金を証券市場に移す危険を冒すだろう」と予想した。

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