第97回選抜高校野球大会1回戦第2試合、横浜(神奈川)が市和歌山(和歌山)を4-2で下し、13年ぶりに選抜大会で白星を飾った。昨秋の明治神宮大会を制した横浜は、2年生右腕・織田翔希が甲子園デビュー。最速152キロを記録し、5回を投げて5奪三振2失点と力投した。
6回からは背番号「1」を背負う左腕・奥村頼人(3年)がマウンドに上がり、4回を無安打無失点の完璧なリリーフを披露。打線は積極的な走塁を活かして4盗塁を決め、1回に敵失を絡めて先制。2回には奥村凌人(3年)の2点適時打、4回には奥村頼人の適時三塁打で着実に加点した。
選抜大会6年ぶり17度目の出場となる横浜は、過去に3度の優勝を誇る強豪。試合は横浜が先攻し、1回に主将・阿部葉太(3年)が敵失で出塁すると、二盗を絡めて1死三塁のチャンスを作る。ここで3番・奥村凌大(3年)が二ゴロを放ち、1点を先制した。
先発の織田は昨秋大会でチーム最多10試合に登板し、防御率0.65という抜群の安定感を誇る。この試合でも1回に最速152キロを記録し、三者凡退の立ち上がりを見せた。2回の攻撃では、織田の四球、阿部のツーベース、為永皓(3年)の四球で満塁のチャンスを作ると、奥村凌がライトへ2点適時打を放ち、リードを3-0に広げた。
その後も横浜打線は小刻みに得点を重ね、4回には奥村頼人が右中間にタイムリー三塁打を放ち、4-0と突き放した。
一方の織田は、4回2死から連打を許し、一・三塁のピンチを招くと、自身の暴投で1点を失った。さらに5回には2死二塁から市和歌山の辻丸祐樹(3年)にセンター前適時打を浴び、4-2と詰め寄られたが、ここでマウンドを降りた。最終的に織田は83球を投げ、5安打5奪三振2失点という成績を残した。
6回から登板した奥村頼人は、まさに完璧な投球を披露。6回に2つ、7回にも2つの三振を奪い、相手に一切チャンスを与えなかった。8回には辻丸に四球を与えたものの、石山大翔(3年)を二ゴロ併殺に仕留め、9回も三者凡退で締めくくった。
横浜はこの勝利で2回戦に進出。勢いに乗るチームが、このまま頂点を目指す戦いを続ける。

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