ミス・ウクライナの結婚歴隠し…タイトル剥奪に批判の声

ミス・ウクライナの結婚歴隠し…タイトル剥奪に批判の声

ミス・ウクライナを巡る騒動がフェミニズム運動に発展しており、世間の関心を集めている。大会優勝者の‟嘘の履歴”が問題の発端となったが、‟女性差別”を主張する声が高まり、議論になっている。

米ニューヨーク・ポストなど海外メディアによると、2018年ミス・ウクライナ大会で1位に選ばれたベロニカ・デドゥセンコ氏(23)の優勝タイトルが最近取り消された。主催側は「結婚と出産を隠した」と理由を説明している。

大会主催側によると、デドゥセンコ氏は大会の申込書に婚姻歴や出産について記載しなかった。しかしその後、離婚した経歴と4歳の息子がいることが発覚。主催側は優勝タイトルの取り消しと新ミス・ウクライナの選出を発表した。

主催側は声明で、「未婚であることと、子供がいないことが大会の規定だ」と説明した。同規定はミス・ワールド大会にも適用されている。

しかし、インターネット上ではこのような決定が果たして妥当なことなのかについて議論が分かれている。「規定は守らなければならない」とし規定を破ったデドゥセンコ氏に問題があるとの指摘がある一方、「今は規定を変えるべき時期」など女性の結婚などか問題されること自体を疑問視する視線もあった。

デドゥセンコ氏は嘘の記載を認めつつも、SNSを通じて「女性差別」を主張。同氏を応援する声がネット上で殺到している。しかし、ミス・ウクライナ大会主催側は30日に新たな優勝者を発表することを決定した。

翻訳:尹怡景
info@fnnews.jp

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