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岸田前首相、5月上旬に東南アジア歴訪 脱炭素連携を強化へ

自民党の岸田文雄前首相が5月上旬、インドネシアとマレーシアを訪問する。訪問の主な目的は、東南アジア諸国との脱炭素に向けた協力強化で、岸田氏が最高顧問を務める「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」の推進について各国首脳級と会談を行う。また、水素やアンモニアなど日本が持つ脱炭素技術をアジア市場へ普及させる狙いもある。

岸田氏は昨年12月に首相退任後、AZEC推進のための議員連盟を設立。今回の訪問には同議連メンバーの萩生田光一元経済産業相、小泉進次郎元環境相らも同行予定だ。

インドネシアでは「東アジア・ASEAN経済研究センター」の視察も計画している。

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