酸攻撃から1年…彼女が伝えた希望

レシャム・カンさんのインスタグラムより
酸攻撃から1年…彼女が伝えた希望
昨年6月、面識のない男性からの無差別的なアシッド・アタック(酸攻撃)に遭ったレシャム・カンさん(22)が近況を語った。当時顔などに大けがをしたカンさんは現在も治療を続けている状態だが、かなり回復した様子で、世界の注目を集めている。
カンさんは先月21日に自身のインスタグラムで22回目の誕生日を記念する写真を投稿した。写真には薄いピンク色のドレスを身にまとったカンさんの美しい姿が写っている。
カンさんは「22歳になった。最高の人生を生きよう」とポジティブなメッセージを書き込み、彼女を心配していた大勢の人からお祝いの言葉が贈られた。
レシャム・カンさんのインスタグラムより
カンさんは今から1年前、21回目の誕生日に酸攻撃に遭った。従兄弟と共にロンドンで車に乗ってドライブしていた際、誰かが投げ込んだ酸のようなものが顔を直撃した。
この事故でカンさんは顔や全身にひどい火傷を負った。モデルとして活動するほど美しかったカンさん。しかし一瞬で以前の輝きを失った。逮捕された犯人はカンさんとは一切面識のない25歳の男性だった。彼は今年4月に裁判で懲役16年の判決を言い渡された。
カンさんは事故以来、ブログやSNSを通じて負傷から回復していく日常などを公開。希望を伝える伝道師として世界から大きな注目を集めている。
翻訳:尹怡景
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