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小泉農水相、コメ統計見直し明言「現場と実態に乖離」 福島で生産者らと意見交換

小泉進次郎農林水産相は15日、福島県南相馬市でコメの生産者らと意見交換を行い、現在のコメ生産状況を示す「作況指数」などの統計について、実態と乖離があるとの指摘を受け、統計見直しを進める方針を明言した。

農林水産省は2024年産の作況指数について「平年並み」と評価し、コメ生産量は足りているとの見解を示しているが、現場からは統計とのズレを指摘する声が相次いでいた。

小泉氏は「各地域から統計と実態が異なるという意見が出ている。見直しに向けて動いている」と強調した。また、今後のコメ政策について「作りたい農家が自由に生産できる環境づくりを進めたい」と述べ、生産調整から増産促進へ政策を転換する意向も示した。

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