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甘粛省、日本で特色産業を紹介―日中企業連携に期待

中国(甘粛省)と日本(東京)両地域の特色ある産業の連携強化を目的とした「特色ある産業促進会議」が2025年6月18日、ヒルトン東京お台場(東京都港区)で開催された。

会議では、中国国際貿易促進委員会甘粛省委員会の盛雲峰会長が司会を務め、日中両国の関係者が挨拶を行った。政治協商会議甘粛省委員会の何偉副主席をはじめ、日中友好議員連盟幹事長で衆議院議員の近藤昭一氏、中国駐日大使館の郭強経済商務参事官、日本経済団体連合会の原一郎常務理事、日本貿易振興機構(JETRO)の高島大浩理事、株式会社太田胃散の太田淳之社長、イオンリカー株式会社の吉澤研二社長らが登壇し、両地域の経済交流促進を期待する旨を述べた。

甘粛省側からは、同地域の文化観光資源、漢方医薬産業、新エネルギー産業、産業発展状況や投資環境などが紹介され、さらには農業分野、特に種子産業の海外進出政策について担当者が詳細に紹介。日中企業の更なる連携強化に向けて産業の魅力を訴求した。

また、企業紹介のセッションでは、製薬企業、葡萄酒メーカーなどが自社の強みと海外市場開拓への取り組みをアピールした。最後には日中企業間で協力契約締結の場も設けられ、両地域の特色ある産業の連携が一段と進むことが期待されている。

ソン ウォンソ

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