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小泉、日米合意で農業犠牲なしと断言

小泉は4日午前9時からの衆院予算委員会で、自民党の山下貴司議員から「日米合意は農業を犠牲にしていないか」と問われ、「犠牲になっていたら隣の赤沢農相と和やかに話をしない」と明言した。

小泉は、コメの輸入枠について「従来どおり年間77万トンの枠内で対応し、総量は増えない」と強調。主食用米の枠外措置を踏まえ、国内産米保護への影響はないと説明した。この維持は、赤沢農相をはじめとする交渉チームの交渉成果だと位置づけている。

また、外国産米の輸入増加について、「国内産米の価格高騰が背景にある」と指摘した。企業は高い関税を支払ってでも輸入米を仕入れ、日本のスーパー等で国産米より安価に販売できるため、輸入が拡大しているという。最近ではカリフォルニア米の値下げも始まっており、随意契約による備蓄米の価格下支えが輸入米との競争を招いているとの認識を示した。

小泉は最後に、コメ政策に加えて水不足対策を含む農業分野の諸課題に対し、引き続き迅速かつ的確に対応する考えを示した。

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