日本維新の会は12日午後、大阪市の党本部で記者会見を開き、新たな役員人事を発表した。幹事長には元枚方市長で衆院2期目の中司宏議員(69)が就任。総務会長には高木佳保里参院議員(52)、政調会長には斎藤アレックス衆院議員(40)があてられた。国対委員長は遠藤敬前国対委員長(57)が再登板する。
維新は先月の参院選で目標を上回る7議席を獲得したが、比例票は3年前から約350万票減少するなど厳しい結果となった。このため、前原誠司共同代表ら幹部4人が辞任し、藤田文武衆院議員が新たな共同代表に選出された。一方、吉村洋文代表は議員投票の結果、続投が決まっている。
吉村代表は会見で「公約を実現する政党として一致団結し、社会を少しでも変えていく」と強調。中司幹事長は「全国政党としての再建を図り、党内融和と挙党体制を築く」と抱負を述べた。













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