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巨人、長嶋さん追悼試合で完封負け 阿部監督「重圧に負けたかも」

東京ドームで16日に行われた巨人―阪神戦は、巨人が0―3で敗れ、伝説の背番号「3」を背負った選手たちは長嶋茂雄さんの追悼試合を白星で飾ることができなかった。

阪神先発の村上にわずか2安打に抑え込まれた巨人は、再び貯金ゼロに逆戻り。試合後、阿部慎之助監督は「みんなその重圧に負けちゃったかな。この試合を見てたら、めちゃくちゃ怒られると思う」と悔しさをにじませた。

阿部監督自身も背番号「3」を付けてベンチに立ち、「やっぱり畏れ多いぐらい。付けていいのかなという気持ちもありますし、長嶋さんを象徴する番号なんで」と語った。試合前には松井秀喜氏、高橋由伸氏、原辰徳氏、王貞治氏ら名だたるOBとともに始球式に臨み、「錚々たるOBの皆さんがいらっしゃって、やっぱりジャイアンツって凄いなと実感した」と振り返った。

一方で、故障離脱していた主砲・岡本和真が復帰。阿部監督は「本人も多少は急いでこの日に合わせてくれたと思う。チームにとって大きいし、これから少しずつ打線が落ち着き、チームも良い方向に向いていけば」と巻き返しに期待を寄せた。

長嶋さんの魂を胸に戦った一戦は黒星に終わったが、巨人にとって岡本の復帰をきっかけに再浮上への道筋を描けるかが注目される。

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