トランプ氏、中国に追加関税の可能性を示唆

トランプ氏、中国に追加関税の可能性を示唆
トランプ米大統領は14日、11月の米中間選挙に中国が介入していると非難し、中国からの輸入製品に追加関税を賦課することを示唆した。米国はすでに3回にわたって2500億ドル規模の中国製品に関税を課している。
トランプ大統領は同日に放映された米放送局CBSの「時事マガジン60分」に出演し、「私は、公平な交渉を中国としたい。米国が中国に市場を開放したように、中国も市場を開くべきだ」とし「(そのためには)中国からの輸入製品に追加関税を賦課することも可能だ」と語った。
トランプ大統領は2016年の米大統領選挙にロシアの介入について問う質問に「彼ら(ロシア)は、介入した」とし「私は中国も介入したと信じている。中国がより大きな問題となっている」と述べた。しかし、過去の大統領選挙と今回の中間選挙に中国の介入を証明する証拠は提示しなかった。