国際原油価格、サウジ記者不明事件で0.6%上昇

国際原油価格、サウジ記者不明事件で0.6%上昇
国際原油価格の上昇局面が続いた。
15日、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月物は前取引日より1バレル0.6%上昇し、71.78ドルで取引を終えた。ロンドン原油市場(ICE)の北海ブレント先物12月物も0.27%増の80.65ドルで取引されている。
サウジアラビアの王室を批判したジャーナリストのジャマル・カショギ氏の殺害疑惑と関連した懸念が、国際原油価格の上昇要因として作用した。
金の国際価格も小幅上昇した。同日、ニューヨーク商品取引所(COMEX)で金の12月物は前日より0.68%上がった1230.3ドルを記録した。