自民党が党の税制調査会長に小野寺五典前政務調査会長を起用する方向で最終調整に入ったことが分かった。現職の宮沢洋一氏を交代させる方針で、党内関係者が9日、複数の報道機関に明らかにした。
宮沢氏は旧岸田派の重鎮で、約8年にわたり税調を率いてきた。厳格な財政規律を重視する姿勢から「ラスボス」とも呼ばれ、財政健全化の象徴的存在とされてきた。一方、小野寺氏も同じ旧岸田派に属し、政調会長時代には物価高対策としての消費減税に否定的な見解を示していた。こうした経歴から、高市早苗総裁が掲げる「責任ある積極財政」との整合性が注目される。
来年度の税制改正をめぐる議論は秋以降本格化する見通しだ。自民党がどのようにして高市総裁の政策路線と税調の方針を調和させるかが、今後の焦点となる。

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