11月17日、若林防衛大臣政務官が、ミハイリューク・ウクライナ対日友好議員連盟共同議長ら一行の表敬を受けた。面会ではウクライナ情勢の最新状況、日本が継続して行ってきた装備品提供を含む支援の経過、さらに今後の日ウ防衛協力の方向性まで幅広く意見交換が行われた。
日本政府はウクライナへの防衛装備品供与を段階的に進めてきており、通信機器、防護資材など非 lethal(殺傷性のない)装備の支援を中心に供与を継続している。今回の会談でも、既存支援の実施状況や追加支援の必要性が議題に上がり、政務官と議連側が具体的な情報を共有した。
一行は、侵攻長期化に伴う自国の厳しい安全保障環境を説明し、日本がこれまで示してきた連帯と支援への謝意を伝えたとされる。若林政務官は政務レベルでの対話継続の重要性を強調し、国際社会と連携しつつウクライナ支援を続ける方針を示した。
双方は、政治・経済分野を含めたより広範な協力の可能性にも触れ、防衛交流を持続的に深化させる意向を確認した。今回の面会は、日ウ関係の安定的な強化を図るうえで、実務的な意思疎通の場として位置付けられる。













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