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NATO議会加盟国代表団日本防衛省訪問

11月18日、North Atlantic Treaty Organization Parliamentary Assembly(NATO PA)の代表団が、東京・市ヶ谷の防衛省を訪問し、防衛政策や装備・技術協力を中心にブリーフィングおよび意見交換を実施した。

訪問は午後2時から約2時間にわたり、日本側は「厳しさを増す安全保障環境」「欧大西洋地域とインド太平洋地域の安全保障の連関」といった観点から説明を行った。

閉会挨拶に立った小泉進次郎防衛大臣は、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障が不可分であり、NATO加盟国との連携強化はこれまで以上に重要だと強調。日本とNATO、インド太平洋パートナー(日本・オーストラリア・ニュージーランド・韓国)およびNATO加盟国それぞれとの二国間・多国間での協力を進めていく決意を示した。

NATO PAは1955年設立、現在32 カ国の国会議員281人で構成されており、加盟諸国の議会とNATOの政策をつなぐ役割を担っている。

今回の訪問は、日本がインド太平洋地域での安全保障の鍵を握るプレイヤーとして、欧米の安全保障枠組みであるNATOとの関係深化を図る動きの一環と位置付けられる。

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