韓国国家情報院「北朝鮮が国際査察団の受け入れを準備中」

韓国国家情報院「北朝鮮が国際査察団の受け入れを準備中」
韓国の情報当局は31日、北朝鮮の最近の動向と関連し、北朝鮮が国際査察団の豊渓里(プンゲリ)核実験場の訪問に備えて準備をしていると明らかにした。国家情報院の北朝鮮担当者が同日開かれた国会情報委員会の国政監査で報告した。
豊渓里(プンゲリ)核実験場への国際査察団の受け入れはポンペオ米国務長官の4次訪朝時に米朝が合意したもので、北朝鮮が合意内容を実際に履行しているとみられる。
国家情報院は「北朝鮮が非核化の先行措置として豊渓里の核実験場を閉鎖し、東倉里(トンチャンリ)のミサイル施設を一部撤去した中、国際査察団の訪問に備えたものとみられる北朝鮮の準備と情報活動が確認された」と明らかにした。
また、寧辺の核施設をはじめ他の核施設を綿密に注視しているとし、「現在、大きな変化はない」と伝えた。