アップル、映画の製作に本格進出

アップル、映画の製作に本格進出
アップルが映画制作会社と提携し、今後の映画コンテンツ事業を本格的に開始することを予告した。
16日、海外メディアによると、アップルが米ニューヨークの映画制作会社「A24」と2年間劇場用映画を製作することに合意し、同事業のために10億ドルを投資する計画だ。
アップルはこれまで映像コンテンツ制作に力を入れている。昨年にはソニー・ピクチャーズの幹部2人を迎え入れ、また米国の人気司会者オプラ・ウィンフリー、女優兼プロデューサーのリース・ウィザースプーンとTVシリーズを制作した。アップルと手を組んだA24は2012年に創業した映画制作会社。2017年のアカデミー賞で最優秀作品賞に輝いた『ムーンライト』を手掛け、注目を集めた。アップルは、A24と共同制作する映画が劇場で上映されるかどうかについては言及しなかった。
一方、一部の専門家らはアップルの映画制作について、世界のスマートフォン市場の飽和状態によって主力製品であるiPhoneの販売が減少することに備えたものと分析している。