ビットコインが反落…3900ドル割り込む　「まだ喜ぶには早い」

上昇を続けたビットコインの価額が反落し、３９００ドル台を割り込んだ。

コインマーケットキャップによると、ビットコインの価額は２５日午前１０時３０分時点で過去24時間比６.７４％安の３８８３ドル前後で推移している。また時価総額３位のイーサリアムも７.５％安の１３２ドルを記録するなどほとんどのコインがビットコインの下落に影響され全面安の流れだ。

海外メディアは急下落の原因について、●最近の急上昇による差益狙いの売り、●米株安による投資心理の悪化などを挙げている。２４日の米株式相場は4日続落した。ダウ工業株30種平均は前日比２.９１%安の2万1792ドル20セントと約１年３ヶ月ぶりの安値で取引を終えた。ナスダック総合株価指数も２.２１％安の６１９２.９２で終えた。約１年５ヶ月ぶりの安値だ。

仮想通貨専門メディアCCNは、「ビットコインの短期サポートラインは３９７６ドルで、短期抵抗線は４２４４ドル」とし、中期目標価格帯として４４１８〜４５００ドル台を提示した。

一方で、仮想通貨アナリストとして投資家の間で人気を集めるジョセフ・ヤング氏は、ツイッターを通じて「過去１０日間、仮想通貨市場全体の時価総額が持続的に増加し、１０００億ドルから１３７０億ドルまで回復した。しかし、昨年１１月の２２００億ドルまではさらに約６０％増加しなければならない」とし「まだ喜ぶには早い」と伝えた。