四足を失い棄てられた犬、米の英雄に
四足を失い棄てられた犬、米の英雄に
韓国で全ての足を失った状態で棄てられた犬が、米国で英雄犬となっている。
米NBCニュースなどによると、四足に義足を付けて歩行しながら人間を助ける韓国出身のチチが、「2018米国英雄犬賞」を受賞した。
2016年、韓国でゴミ箱に棄てられているのを発見されたチチ。この時チチの足は針金で固く縛られており、筋肉や骨は壊死状態であった。すぐに病院に搬送されたが、結局すべての足を失ってしまった。
SNSを通じてこのことを知った米国人エリザベス・ハウェル氏は、チチを養子に迎えた。
専門家の助言などを受け、幸いにもチチは義足をつけ歩けるようになった。現在はリハビリテーション施設などを訪問しながら、人々に生きる希望と勇気を与えるセラピー犬として活躍。「決して諦めない大切さ」を伝え続けている。
このようなチチの姿は見る者の心を揺さぶり、見事今年の英雄犬に輝いた。英雄犬賞は動物保護団体「アメリカン・ヒューメイン」が主管し、毎年の投票により選定される。
翻訳者:M.I