TRONの急上昇、理由は?

TRONの急上昇、理由は?

仮想通貨トロン(TRX)の価額がここ1週間で約50%近く上昇し、その理由について注目が集まっている。

コインマーケットキャップによると、10日午後1時時点のトロンの価額は過去24時間比12.37%高の0.0293ドルを記録中だ。1月3日の価額0.02ドルに比べると、約45%以上上昇した数値。時価総額も大幅に増え、テザー(USDT)を追い抜いて8位を記録中だ。

このような急上昇の理由について韓国メディアは、「1億人の利用者を保有している世界的なファイル共有サイト『ビットトレント』がトロンのプロトコルをベースにした仮想通貨ビットトレントトークン(BTT)を発行したのがきっかけになった」と分析している。韓国メディア「ニュース1」によると、トロン基盤の仮想通貨BTTの発行でトロン投資家の心理が大きく改善されたという。

ビットトレントは、個人間(P2P)取引の技術を利用したファイル共有サービスを運営している。同社はP2Pプラットフォームでファイルを共有する利用者のための報酬としてBTTを支給する計画。まずはビットトレントが運営するuTorrentで優先適用する予定だ。

ビットトレントの狙いは自社のプラットフォームでファイルを共有する利用者にBTTを提供することで、安定的なファイル共有環境を整えていくこと。

ビットトレントのジャスティン・サン最高経営責任者(CEO)は「今回の飛躍で世界の数億人のビットトレントの利用者にブロックチェーンを紹介したい。また報酬システムを介してコンテンツ制作者にも力を与えたい」と述べた。

海外メディアも最近のトロン価額の急上昇について、BTT発行と共に既存のトロン保有者にもBTTをエアドロップ(無償支給)するというニュースが伝えられ、トロンの価額を押し上げていると分析している。

ビットトレントは今月17~18日に米サンフランシスコで開催予定のカンファレンスでBTTを詳しく公開する計画だ。

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