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バイタルヒントコリア、フードデータプラットフォーム「ヒントチェーン」構築

バイタルヒントコリア、フードデータプラットフォーム「ヒントチェーン」構築
料理アプリケーション(アプリ)『ハンモック男女』で有名なバイタルヒントコリア社は5月17日、ブロックチェーン技術を基盤とした個人フードプロフィールのデータプラットフォーム’ヒントチェーン’の制作に乗り出すと明らかにした。バイタルヒントコリアは個人の料理データの収集を目的とし、2015年より料理レシピのプラットフォームである『ハンモック男女』を運営している。約46万件にもおよぶ食材写真まで取り揃えたフードテックのスタートアップだ。
『ハンモック男女』で確保した利用者データと、その利用者たちの購買データを用いて推薦機能を高度化したバイタルヒント社は、データ技術や飲食領域に特化したビジネスネットワークを基盤としフードデータ中心のブロックチェーンプラットフォーム開発に着手した。
ブロックチェーン技術を通じて多様なコンテンツコミュニティやコマース、O2Oなどのソリューションサービスに蓄積した個人のフードデータを収集し、各人のフードプロフィールを作るという試みに始まったプラットフォームこそが「ヒントチェーン」だ。
食べ物の好みや健康状態、ニーズ、状況などにより人々のフードデータは異なるという点に着目し、「今日は何を食べようか?」という悩みを個人のフードデータに合わせて解決するサポートを行う。また、このような個人フードデータの収集および管理を行うことにより、消費者の不満や企業におけるビジネス非効率性の改善にも役立つことになるという。
特に、オーダーメイド型のフードソリューションが必要な個人と企業を直接つなげることができる飲食体系を作り介入していくという立場として、各人に最適なフードソリューションを提供できるようにしていくという。企業としては、個人のフードプロフィールを通じたリアルタイムでのマーケットトレンド分析による効率的なマーケティングとビジネス展開をサポートする。
バイタルヒントコリア社のチョン・ジウン代表は「近年の経済発展により個々の好みやニーズが多様化し、自身に合ったフードソリューションを見出せずにいる人たちが多い。ヒントチェーンに適用されるブロックチェーン技術は、このような状況下において特に効果を発揮するものであり、各個人やコンテンツ生産者、そして企業にトークンエコノミーを通して経済的補償を提供することで、データ中心の飲食体系を実現できるものであると期待する」と話した。
翻訳者 M.INOKUCHI