韓国慶北繊維企業、東京で輸出商談会開催…日本進出に向けての拠点構築へ

韓国慶北繊維企業、東京で輸出商談会開催…日本進出に向けての拠点構築へ
韓国繊維産業の中心地「慶尚北道」に拠点を置く繊維企業が、日本の東京で輸出商談会を開催する。参加企業は今回の商談会を通じて、日本企業との積極的なパートナーシップを締結し、日本進出に向けての拠点を築く計画だ。
慶尚北道の慶北テクノパークは2月18日から21日まで、東京の小田急ホテルで「慶尚北道日本輸出商談会」を開催する。日本輸出商談会に参加する企業は、「ナチュロン」、「ハンオル繊維」、「DAE DONG INC」、「サンワ織物」、「豊基(プンギ)人絹編織」など、慶尚北道を代表する衣類・繊維企業5社で構成される。
【慶北繊維日本輸出商談会参加企業】

今回の輸出商談会は、慶北地域優秀繊維企業の海外進出と輸出活性化を支援する事が目的。韓国国内の繊維企業を日本のバイヤーに紹介する事により、現地マーケティングを展開すると同時に、日本市場進出の妥当性を判断する場となる。
日本企業側の関心も高い。このところの好況感で消費者購買指数が以前に比べても相当に高くなっており、関連企業、特に日本のアパレル企業の間では供給元確保の競争が活発化している。今回の東京輸出商談会でも、バイヤーとの予約商談件数は既に30件以上となっており、現地バイヤーらの高い関心が如実に現れている。また商談会の期間中には、相当数の日本企業とのMOU締結も予定されており、慶北優秀繊維企業の日本進出の機会が大幅に増える事が見込まれている。
慶北繊維企業は、慶北テクノパークが保有する革新的地域企業育成プログラムと、世界韓人貿易協会のグローバル・ネットワークとを連携させ、世界市場進出に向けての拠点を築き、日本を足掛かりに海外進出を引き続き拡大して行く計画だ。