Googleの「ドローン配送サービス」が許可

Googleの「ドローン配送サービス」が許可
米国連邦航空局(FAA)が23日(現地時間)、Googleの親会社アルファベット傘下のウイング・アビエーションが申請したドローンによる商品配送サービスを許可した。これでウイング・アビエーション社は年内にバージニア州でドローンを利用した物流事業を正式に開始することができるようになった。
市場では、FAAがウイング・アビエーションのドローン配送事業を2020〜21年に承認すると予想した。このため、アマゾンなどの同じサービスを準備している企業らの参入が相次ぐとみられ、今後の熾烈な競争が予想される。
FAAの許可内容をみると、バージニア州・ブラックスバーグの周辺に制限している。ウイング・アビエーションはこれまでバージニア工科大学などと提携し、食べ物のドローン配送を同地域を中心に試験的に実施してきた。またオーストラリアでは、独自に開発したハイブリッド・ドローンで何千回の飛行実験を通じて、最近現地でドローン配送事業の承認を受けた。
今回の承認を契機にウイング・アビエーション社の収益性の基盤が作られ、事業範囲も徐々に拡大できると予想される。またドローン分野はもちろん配送事業の分野でも今後大きな影響力を発揮すると分析されている。