スンリの逮捕状が棄却…「拘束する必要性がない」

18回の取り調べにも…スンリの逮捕状が棄却
元BIGBANGのスンリ(V.I)に対する逮捕状請求が棄却された。
ソウル中央地裁は14日、提起された売春斡旋容疑と買春容疑について「容疑の内容と釈明、被疑者の関与の範囲、被疑者に対する取り調べを含む捜査経過などこれまで収集された証拠資料から見れば、証拠隠滅の怖れなどによる拘束事由を認め難い」とし「現段階で被疑者の拘束する必要性を認めることはできない」と逮捕状請求を棄却した。横領容疑についても「刑事責任の有無と範囲に関する争いの余地がある」と説明した。
スンリが受けている容疑は売春斡旋、買春、横領などで、スンリはこれまで同容疑に対して18回に及ぶ取り調べを受けてきた。警察が18回も取り調べを実施した理由はクラブ「バーニングサン」暴行事件などで派生した様々な疑惑と噂が複雑に広がったから。
しかし、スンリ本人は一貫して容疑を否定してきたため、韓国のメディアなどはスンリの逮捕は難しいと予想していた。また韓国では、買春や売春斡旋などの場合、道徳的な憤りとは別に、初犯であれば逮捕まで至らないケースが多い。
スンリは棄却決定が出た同日夜、待機していた留置場から帰宅した。