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ビットコイン、一時9%下落 7400ドルラインに…「米国・カナダ規制当局の取締が原因」

ビットコイン、一時9%下落 7400ドルラインに…「米国・カナダ規制当局の取締が原因」
23日(現地時間)、ビットコインの価格が場中一時7400ドルラインに下落した。9%も急落したことになり、4月中旬以降の最安値を記録した。2日連続の下落で、週明けの米国・カナダの規制当局が一部の仮想通貨投資プロジェクトの取締に出た余波がここへ来て反映された様だ。
コインデスクによると、午後7時13分のビットコインの価格は24時間前より5.18%下げた7570.18ドルで取引された。場中7400ドルラインまで下げた後、7600ドルライン前後で推移している。
北米証券管理者協会(NASAA)などが率いる米国・カナダ仮想通貨詐欺共同取締班は今月21日に大々的な仮想通貨投資プロジェクト取締の成果を発表した。別名「仮想通貨詐欺根絶委員会(Operation Cryptosweep)」は70を超える調査に取り掛かった事を明らかにした。ここには40を超す州規制当局が参加中だ。
主要アルトコインの価格も同様に下落基調だ。イーサリアムが9.41%低い587.24ドルを記録した。ビットコインキャッシュは10.88%急落した1019.83ドル、ライトコインは6.62%下落の120.23ドルの水準だ。リップルは24時間前より6.07%低の61セントで推移している。
韓国国内の取引でも主要仮想通貨の価格は一斉に下がった。仮想通貨取引所ビッサムによれば、同時刻にビットコインは24時間前より5.60%下落した852万1000ウォンで取引されている。ビットコインキャッシュは11.17%急落した113万7000ウォンの水準だった。
■「未だ最悪は来ていない…数ヶ月間は引き続き底値を探るだろう」
モーニングブログ・ドット・ポストのヤニー・ジーディンス氏は「先週9000ドルラインに形成されていた支持線が今週に入って8000ドルラインに下がった。現在の状況を見ると来週の支持線は7000ドルラインになる可能性が大きい」と分析した。
また「大部分のバブルは6~24ヶ月内に弾けるものだ。ビットコインの状況が大部分のバブルと同様ならば、まだ最悪は来ていないという事になる。数ヶ月の内は引き続き底値を探るだろう」と付け加えた。
「クリプト・アセット」の共同著者ジャック・タター氏は「今回の売り攻勢は、仮想通貨の暴落が近まっているというシグナルかもしれない。時価総額が低い仮想通貨を中心に調整が始まる可能性がある」としながら、「それでも業界全体に悪材料とはならないだろう。アルトコインの価値の重要な試験台になるかもしれない」と話した。
翻訳:水野卓