韓国上場企業、純利益が43%減…半導体依存が深刻に

韓国上場企業、純利益が43%減…半導体依存が深刻に
韓国上場企業の純利益が大幅に減少したことがわかった。しかし、サムスン電子やSKハイニックスを除けば、営業利益と純利益の減少幅が相当部分長期縮小し、半導体業況に全体企業の実績が左右される“歪曲現象”がまだ深刻であることも明らかになった。
韓国取引所と韓国上場会社協議会が19日に発表した、上場企業574社の連結財務諸表を分析した結果によると、全企業の上半期の連結売上高は988兆ウォンで、前年同期比0.83%増となった。しかし、営業利益と純利益は55兆ウォンと37兆ウォンを記録し、それぞれ37.09%、42.95%減少した。営業利益率は5.57%で、前年同期比3.36%ポイント減少した。
サムスン電子やSKハイニックスを除けば、営業利益と純利益の減少幅が大きく縮小した。全企業の上半期の連結売上高でサムスン電子が占めるのは10.98%。サムスン電子を除いて営業利益と順利益を算出すると、それぞれ42兆ウォン、27兆ウォンで前年同期比25.92%減、36.57%減となる。
サムスン電子とSKハイニックスの両社を除く場合には、売上高は2.91%増となり、営業利益(14.53%減)と純利益(27.88%)とさらに減少幅が縮まる。
専門家らは半導体依存がまだ深刻で、半導体業況が上場企業全体の業績を低下させたと分析した。
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