日本産ビール、韓国輸入99%減

日本産ビール、韓国輸入99%減
韓国で日本製品に対する不買運動が3ヵ月間続いている中、この影響でビール、日本酒など日本産酒類の輸入が大幅に減少したことがわかった。
12日に韓国関税庁が与党議員(共に民主党、カン・ビョンウォン議員)に提出した資料によると、日本産消費財輸入額は7月と8月に続き、9月10日現在まで減少が続いている。
特にビールや日本酒など日本産酒類の減少幅が目立った。具体的には、ビールは昨年同期比99.9%減、日本酒は63.7%減を記録した。日本産ビールは今年の上半期まで輸入ビール品目で1位を固守したが、8月の時点では13位に後退した状態だ。
また、日本産タバコ(-92.7%)、ペットフード(-90.4%)、美容機器(-83.0%)、ビデオカメラ(-70.9%)も前年同期比で輸入額が大きく減少した。7月までも減少傾向が見えなかった加工食品、化粧品、ペットフードが8月から減少傾向に転換されたことも目立つ変化。韓国メディアは、「日本産製品不買運動の余波が容易に収まらないことを示す数値だ」と分析している。
一方、今年8月の韓国の全消費財輸入量は前年同期比5.5%増えたが、日本産消費財の輸入は2.8%減少した。
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