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ブロックチェーン企業らが韓国・済州に熱視線…バイナンスとフオビも関心

【写真】ブロックチェーン・カンファレンス「HUOBI CARNIVAL(フオビカーニバル)」に参席した済州特別自治道の元喜龍(ウォン・ヒリョン)知事
ブロックチェーン企業らが韓国・済州に熱視線…バイナンスとフオビも関心
ブロックチェーン企業の視線が済州島に集まっている。済州特別自治道の元喜龍(ウォン・ヒリョン)知事が済州島を「ブロックチェーンのハブ都市」にするという計画を発表すると、済州を拠点にビジネスを展開することを検討する企業が急増している。特に韓国企業だけでなく、世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(BINANCE)とフオビ(Huobi)も済州移転を検討していると伝えられており、韓国政府が済州道を「ブロックチェーン特区」に指定するか関心が集中している。
元知事は3日、ソウルで開かれたブロックチェーン・カンファレンス「HUOBI CARNIVAL(フオビカーニバル)」に参席し、ブロックチェーン業界の企業人らと会った。同席で元知事は「ブロックチェーン企業が済州島に来てビジネスを展開することができるよう、積極的に誘致する」と語った。また「済州島をシンガポールのように、ブロックチェーンのハブ都市にしたい」と意欲を見せた。
■HUOBI KOREA、大規模な諮問団を構成し済州島積極支援
カンファレンスの主催者であるHUOBI KOREAのチョ・グッボン議長と会った元知事は、HUOBI KOREAと済州島の継続的な協力関係構築を提案した。同提案にHUOBI KOREAは済州島のブロックチェーン革新都市プロジェクトを支援するため、大規模な諮問委員会を設立することにした。
海外企業からの支持も続いた。カンファレンスの講演者として参加したビットコインドットコム(Bitcoin.com)の最高経営責任者(CEO)ロジャー・バー氏は元知事に、「済州島が新規仮想通貨公開(ICO)を許可し、投資家の保護のための政策を作れば、全世界のブロックチェーン業界から支持を得るはず」とし、「Bitcoin.comも済州島で仮想通貨が発展できるように協力する。ブロックチェーン企業にも良い機会になると思う」と伝えた。
中国最大のマイニングメーカーであるBitmain社の呉忌寒(ウー・ジハン)CEOも済州島と協力関係を構築することにした。HUOBI KOREAは、「済州島とHUOBI KOREAの相互協力関係が構築されれば、Bitmain社も参加する」という呉CEOのコメントがあったと伝えた。
■韓国ブロックチェーン企業も済州島との協力検討
韓国最大の分散型プラットフォームプロジェクト「ICON(アイコン)」も済州道庁との協力を検討している。最近、ICONの主要役員らが済州島を訪問し、済州島の関係者と面談したことが分かった。ICONの関係者は、「ICONはもちろん、ICONのプラットフォームを活用したサービスを発掘するDappチームも済州島ブロックチェーン特区に関心と支持を送っている」とし「済州道庁関係者との会議、協議を継続しており、良い結果を得るために努力する」と述べた。
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