対韓貿易黒字が7年ぶり低水準

日本の対韓国貿易収支が約1兆8000億円(前年比19.0%減)の黒字を記録したが、欧州の財政危機直後の2012年以来、7年ぶりに低水準に減少した。

財務省が23日に発表した2019年の貿易統計(速報)によると、全体の貿易収支は1兆6438億円の赤字を記録した。2年連続の赤字で、その幅も2018年に比べ34.2%も大きくなった。輸出は5.6%減の76兆9278億円、輸入は5.0%減の78兆5716億円を記録した。

米中貿易摩擦により、自動車部品や半導体製造装置、鉄鋼などの輸出が大きく減少した影響が大きかった。特に対中国(-3兆7614億円)、対欧州連合(-7464億円)との交易で赤字が膨らんだ。さらに、これまで日本の貿易黒字に大きな役割を果たしてきた対韓国貿易収支が二桁の減少率を記録したのが悪材料として働いた。

韓国との交易で輸出が前年比12.9%減の5兆441億円、輸入は9.1%減の3兆2287億円を記録した。これによる貿易収支は19.0%も急減した1兆8153億円にとどまった。

これまで日本の年間貿易収支で韓国は、他の国や地域で記録した赤字部分を補い埋める役割だった。一例として、2017年の場合、日本の年間貿易収支は2兆9072億円の黒字、対韓国貿易収支は2兆8224億円の黒字だった。単純比較上では対韓国貿易収支黒字が日本全体の貿易収支の97.0%を占めることになる。

しかし昨年7月の対韓輸出規制の強化を機に、韓国内で日本製品不買運動が本格化し、ビールなどの食料品の輸出額は前年比22.6%減少し、乗用車の輸出も13.1%減少した。半導体製造装置など一般機械の輸出は30.2%減、化学製品の輸出は7.7%縮小した。昨年12月の統計では輸出・輸入が減少し、それぞれ16.2%減、11.1%減を記録した。

ただし、このような貿易赤字にも日本の年間経常収支は、海外投資収益率と配当収入などにより、黒字が見込まれる。日本は昨年11月まで65カ月連続の経常収支黒字を記録した。

Copyright ©The financialnewsjapan. All rights reserved.

関連記事

ピックアップ記事

  1. 価格上昇が続く仮想通貨ビットコイン(BTC)は現地時間24日、1万9000ドルを突破した。コインデ…
  2. 仮想通貨ビットコイン(BTC)が留まる事無く上昇を続けている。現地時間16日以降は1日に1000ド…
  3. 米モデルナの新型コロナワクチンが現地時間16日、ニューヨーク株式市場を再び史上最高値に引き上げた。…
  4. 韓国で13日より室内公共施設などでマスクを着用しなかった場合、10万ウォン(約9400円)の過料が…
  5. 11月11日午前、ソウルにある汝矣島漢江公園のムルビッステージで「都市、空を開く」との副題で開かれ…

おすすめ記事

  1. 済州経済通商振興院東京通商代表部(所長:崔 滄勳)は、11月16日から日本最大の韓流通りである東京…
  2. 韓国のモバイルラーニングシステム開発会社Newin Inc.が日本法人として「株式会社Newin J…
  3. 世界で新型コロナウイルス感染症による死亡者はこれまで約100万人。世界各国が防疫に力を入れているが、…
  4. 済州経済通商振興院(院長:文寬永)がコロナ19によるパンデミック(世界的大流行)の中でも、オンライ…
  5. 韓国の昨年の出生数が最低水準の30万人台序盤に下がった事で、合計出生率も0.92人まで下落した。この…
ページ上部へ戻る
Translate »