NY株式市場7%暴落…87年以来初の「サーキットブレーカー」発動

-ダウ、2000ポイント以上の暴落

ニューヨーク株式市場の主な指数は新型コロナウイルスの感染拡大や国際原油価格暴落などの影響で大幅に下落した。これ以前にもアジアの株式市場とヨーロッパの株式市場が暴落しており、大幅下落はある程度予想されていた事だった。

現地時間9日、ニューヨーク証券取引所のダウ平均株価は前取引日より2013.76ポイント(7.79%)下げた23851.02で取引を終えた。

S&P500指数は225.81ポイント(7.60%)下げた2746.56、IT株中心のナスダック指数も624.94ポイント(7.29%)低い7950.68で取引を終えている。

ダウ平均株価は下落率基準で金融危機当時の2008年10月以来最大の下落となった。

この日の取引開始直後からS&P500指数の下げ幅は7%に達し、取引が15分間停止される「サーキットブレーカー」も発動した。サーキットブレーカーは株価が急激に変動した際に市場を守るため、取引を強制的に一時停止させる制度。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ニューヨーク株式市場でサーキットブレーカーの発動により取引が停止したのは1987年10月のいわゆる「ブラック・マンデー」以来となる。

市場の恐怖感を図る尺度となるCBOE(シカゴ・オプション取引所)のVIX指数も2008年12月以来の最高値に達した。

インディペンデント・アドバイザー・アライアンスのCIO(最高投資責任者)クリス・ザッカレリ氏は「完璧な爆風だ」と、「米国で新型コロナウイルスがどれくらい拡散するかという不確実性に加え、原油価格の暴落まで重なった」と話した。

一方、投資家らの資金は安全資産の国債に集まった。国債の需要が高まった事で米国債10年物の利回りは取引時間中に0.318%となり、過去最低値を記録した。

代表的な安全資産の金もこの日、2012年以来となる取引時間中に1オンス1700ドルを突破している。

翻訳:水野卓
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