ドイツのGDP、第1四半期に-2.2%

ドイツ連邦統計庁は25日(現地時間)、ドイツのGDPが第1四半期にマイナス2.2%を記録したと発表した。
昨年の第4四半期に0%の成長率を記録したドイツの経済は、今年第1四半期に新型コロナウイルス感染拡大の影響で投資、消費、輸出がすべて減少し、今期はさらなる悪化が予想されている。
今回発表された第1四半期の成長率は、2008年の金融危機以降、最も大幅に落ちた成長率。同期間中に消費は-3.2%、企業の設備投資は-6.9%となった。また輸出と輸入もそれぞれ-3.1%、-1.6%減少した。
ドイツ政府は、今年の全体のGDP成長率が第2次世界大戦後、最も低い-6.3%を見込んでいる。
一方、ドイツは新型コロナウイリスの感染防止のため、3月22日からロックダウンに入り、人の移動を制限してきたが、先月20日から徐々にロックダウンを解除し始めている。
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