ビットコイン急騰の立役者はテスラ…次はアップル?

証券会社RBCがレポート発行
「アップルが仮想通貨に進出すれば年間400億ドル以上の収益」

ビットコイン(BTC)に15億ドル(約1600億円)を投じたテスラの次はアップルになるとの観測が浮上した。

コインテレグラフは現地時間8日、カナダ・ロイヤル・ドミニオン証券のアナリスト、ポール・スティーブス氏のレポートを引用し、アップルが仮想通貨を導入すれば年間400億ドル(約42000億円)以上の収益を創出し、業界全般に波紋を引き起こす可能性があると報じた。

スティーブス氏はアップルの目標株価を154ドル(約16000円)から171ドル(約18000円)に引き上げ、アップルがウォレットサービスで成長する機会をうかがっていると予測した。アップルはここ数年、ウォレットサービスであるアップル・ウォレットサービスを拡大しており、2019年にはアップルカードで金融業にも進出している。

同氏は「アップル・ウォレットが既に多様なサービスに寄与しているものの、仮想通貨分野にまで拡大した場合、より大きな収益を創出出来るだろう」と、「アップル・ウォレットで仮想通貨を取引出来る様になれば、業界のトップランナーの地位を強固に出来るだろう」との見方。

同氏はビットコインを通じて四半期あたり16億ドル以上の収益を上げた事を発表した決済企業スクウェアの報告書に基づき、アップルの予測を打ち出した。スクウェアはMAU(マンスリー・アクティブ・ユーザー)3000万人を有するが、アップルの場合は20211月基準で165000万人の利用者を有する。

アップルの時価総額は22000億ドル(約2312700億円)以上。現在約2000億ドル(約21兆円)の現金を保有している。この現金をビットコインに投じると、市場流通量の25%を買い入れる事が出来る。

一方、EV車メーカーのテスラは現地時間8日、SEC(米国証券取引委員会)に対し、15億ドル(約1576億円)規模のビットコインを買い入れたと申告した。テスラは「今後、資産の一部をデジタル資産に投資する可能性もある」と発表している。また、今後は自社のEV車をビットコインでも決済可能にするとみられている。

翻訳:水野卓
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