
写真説明:左から李鍾出 団長、李相鎬 理事長、李東俊 校長。
福岡ハングル学校は2月20日、学校運営を支援する理事会を新設し、初代理事長に李相鎬(イ・サンホ) 在日本大韓民国民団福岡県地方本部常任顧問兼民主平和統一諮問会議日本西部協議会長が内定したと発表した。
新たに理事長に就任する李相鎬氏は福岡民団の団長を歴任した。また、福岡に居住する在日同胞学生の教育への支援を惜しまず、福岡韓国教育院と協力してハングル学校の学生のための韓国語スピーチコンテストを開催、韓国の学生とハングル学校の学生との間の交流行事を推進するなど、学生の韓国に対する理解度及び学習力向上に大きく寄与したとの評価を得ている。
李理事長は「在日同胞社会が結束力を持つためには、学校の役割が重要だ」と、「関係機関及び地域住民らと協力し、在日同胞社会で愛される学校を作るために努力する」と話した。
共に会議に参席した李鍾出(イ・ジョンチュル)民団福岡県本部団長は「次世代の育成は民団の課題でもあるだけに、学生の民族教育のためには民団からも支援を惜しまない」と話した。
福岡ハングル学校の李東俊(イ・ドンジュン)校長は「我々の学校は2013年に福岡民団の子供ハングル学校と統合し、福岡ハングル学校と校名を変更した後、民団、教育院、領事館などの関係機関と協力しながら、次世代の育成に力を注いで来た」と、「この度の理事会発足を経て、学校財政の健全性改善など当面の課題を解決し、学生がより安定した環境で楽しく勉強できる様になることを期待している」と語った。
福岡ハングル学校は、在日同胞の青少年の母国語教育と歴史・文化教育を担う福岡の週末定時制学校として1995年11月に開校した。現在、130人の学生が毎週土曜日午後3時から6時まで学んでいる。
翻訳:水野卓
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