ベンツ、初の電気自動車SUVを発表…テスラ独走に歯止め

ベンツ、初の電気自動車SUVを発表…テスラ独走に歯止め
独ダイムラー傘下の高級車メーカー「メルセデス・ベンツ」が初の電気自動車SUVを発売する。
ベンツは4日、スウェーデン・ストックホルムで新車発表会を開き、電気自動車部門の新ブランド「EQ」の新車「EQC」を公開した。EQCは1回の充電で496キロメートルの走行が可能な多目的車(SUV)タイプの電気自動車(EV)。ベンツはEQCを来年夏、欧州で最初にリリースした後、中国とアメリカ、日本などに市場を拡大していく計画だ。
特に注目を集めるのはEQCの価額だ。海外メディアなどによると、EQCは米テスラの「モデル3」と同じ価格帯でリリースされる見通し。さらにベンツに続いてBMW、アウディなどのドイツの自動車メーカーらも電気自動車を発売する計画で、高級EV市場の競合が一層激しくなると予想される。
専門家らは「テスラは現在までに事実上競争の市場で独走してきたが、来年からは市場の勢力図が大きく変わる可能性がある」と分析している。
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