大豆畑で失踪した米国の4歳児…ヘリコプターから「赤外線カメラ」で発見

(写真は米高速道路パトロール隊のツイッタから)
米国中部のある大規模農場で失踪した4歳児が、現地救助当局の赤外線カメラで発見され、救助された。
米国現地警察によると現地時間20日、米国オハイオ州グリーンカウンティのある家庭から、4歳の子供が失踪したとの通報が入った。この子供は両親が暫し目を離した隙に、裏庭を通じて外に出て行ったことが分かった。
失踪の通報を受けた現地救助当局は、この子供を捜索するためヘリコプターを飛ばし、上空から赤外線カメラを使用して大豆畑の中を彷徨っている子供を発見した。米国オハイオ州高速道路巡察隊は21日、公式ツイッターに、ヘリコプターから失踪した子供を発見した際の映像を公開した。
公開された映像には、ヘリコプターに搭乗した救助隊員が「子供を発見した」と、「子供が大豆畑の角の方向に向かって歩いている」と、無線機に伝える姿が映っていた。この後、ヘリコプターに搭乗した救助隊員は、地上にいる隊員らと子供の家族に対し、子供が移動している方向を詳しく伝え、子供は無事、家族の元に戻った。
子供を見つけた家族は、頭上を飛んでいるヘリコプターに向かって親指を立てて感謝の意を表した。現地警察は、子供が自宅から約457m離れた地点で発見されたと伝えている。
翻訳:水野卓
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