石油時代が終わる?天然ガスが北米最大のエネルギー源に

石油時代が終わる?天然ガスが北米最大のエネルギー源に

天然ガスが今年中に石油をおさえて、北米最大のエネルギー源になる見通しだ。

ノルウェーに本拠地を置くエネルギー専門認証機関DNV GLは10日、「天然ガスが電気と共に米国とカナダの主要エネルギー源になると予想される」と発表した。特に輸送部門でのエネルギー効率が改善されていることにふれ、「石油への依存度が急激に減っている」と伝え、注目を集める。

同社のレミー・エリクセン社長は米テレビ局CNBCとのインタビューで、「エネルギーの効率が良くなることで、石油の需要がピークに近づいている」と明らかにした。また、「輸送部門では、道路だけでなく、海上で技術的に大きな変化があると見られる」とし「2050年までに天然ガスが北米の主要エネルギー源になるだろう」と語った。同氏の説明によると、このような変化の原因は北米での製造産業の衰退のため。この理由で2050年まで石油の全体需要が43%減少すると予想した。

石油需要のピーク時期を巡っては様々な観点がある。石油・ガス大手のロイヤル・ダッチ・シェルは2020年にピークを迎えると予想している一方、国際石油メジャーの英ブリティッシュ・ペトロリアムは2030年ごろにピークになると見ている。

国際エネルギー機関(IEA)は、石油需要が2040年まで1億500万バレル(1日)の水準に増加すると推定している。

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