8月世界石油生産量 過去最大記録…石油時代はまだ続く?

8月世界石油生産量 過去最大記録…石油時代はまだ続く?

世界の石油生産量が8月、過去最大を記録した。

国際エネルギー機関(IEA)は13日、米国と一部の石油輸出国機構(OPEC)加盟国の増産により、1日の供給量が史上初めて1億バレルを突破したと発表した。また、IEAは「今年第2四半期は石油需要の増加傾向が若干鈍化したが、それ以降は引き続き増加し、来年も増えると予想される」と見込んだ。
しかし、新興国の経済危機と激化している米中の貿易戦争を最大リスクと指摘した。

IEA の報告書によると、8月にサウジアラビアやリビア、イラク、ナイジェリアは増産。米国の経済制裁を控え、すでに原油輸出に支障があるイランの減産分を埋めることができた。他のOPEC諸国は、ここ9ヶ月で最大規模である一日3260万バレルを8月に生産した。またOPECの非加盟国による石油生産が米国の主導で一日6000万バレルを生産することになると予想した。

原油価額については「イランと、財政危機に陥ったベネズエラで減産が進められている」とし「他の産油国の増産がなければ、原油価格は1バレル80ドル以上に上がる可能性がある」と予想した。

IEAはOPECが現在の生産量より270万バレル(1日)も増産することができると見ている。特にサウジアラビアは現在より60%も増産余力があると分析している。しかし、米国については、来年に石油インフラ不足による供給停滞で生産速度が減少すると予想した。

AP通信など海外メディアは今回のIEAの報告書を受け、「再生可能エネルギーの成長と気候変動への懸念にもかかわらず、石油が世界最大のエネルギー源の座を守っている」と報じだ。

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