バンダイナムコホールディングスは9月24日、元社長で「ワニワニパニック」開発者として知られる石川祝男(いしかわ・しゅくお)氏が9日に死去したと発表。享年69歳。
石川氏は1978年に関西大学を卒業後、ナムコ(現バンダイナムエンターテインメント)に入社。業務用ゲーム機部門に所属し、1989年に稼働開始した「ワニワニパニック」を企画。当初は承認が得られず、スリッパと段ボールで作った試作品でプレゼンを行い、製品化に成功。
2005年にはバンダイとナムコが経営統合し、バンダイナムコグループが誕生。2010年3月期に多額の損失を計上するも、石川氏はバンダイナムコホールディングスとバンダイナムコゲームスの社長として「IP軸戦略」を掲げ、業績を回復させる改革を実施。グループの成長に多大な貢献を果たした。













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