米グーグル系の自動運転企業ウェイモ(Waymo)が東京都内で公道走行テストを行っている様子が確認された。車両には安全ドライバーが同乗しており、完全自動運転ではなく監視付きの試験走行であるとみられる。
ウェイモは米アリゾナ州などで商用の無人タクシーサービスを展開しており、今回の日本でのテストはアジア地域における技術検証の一環として注目されている。使用された車両は、同社の自動運転システム「Waymo Driver」を搭載したジャガーの電気SUV「I-PACE」と確認された。
業界関係者は「日本の複雑な都市交通環境でデータを収集することが目的だろう」と指摘し、「完全自動運転(レベル4〜5)の商用化を見据えた国際的な試験ネットワーク拡大の一環だ」と分析している。
今回のテストは東京だけでなく、大阪や名古屋など主要都市にも拡大される可能性があり、国土交通省による安全基準の検証と並行して進められる見通しだ。













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