サウジアラビア、原油を大幅増産

サウジアラビア、原油を大幅増産
サウジアラビアが原油価格の引き下げを求めるトランプ米大統領の圧力に、記録的なレベルの原油増産を行ったと海外メディアが3日報じた。
記事によると、サウジアラビアのファリハ・エネルギー相は同日、ロシア・モスクワで記者団に「サウジアラビアは現在、一日=1070万バレルを生産している」と明らかにした。
一日=1070万バレルは、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟国が減産に合意する前の2016年11月の記録に匹敵する生産量だ。ファリハ氏は「かなりの量を増産した」とし「需要に合わせたもの」と説明した。
専門家らはサウジアラビアの記録的な増産について「トランプ大統領の増産要求を無視していたサウジアラビアが最終的に圧力に屈したと見られる」と分析している。
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