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安倍元首相銃撃事件、初公判は10月28日提示 来年1月判決見通し

安倍晋三元首相の銃撃事件で殺人や銃刀法違反などの罪に問われている山上徹也被告(44)の裁判員裁判について、奈良地裁が初公判を10月28日に開催する方針を検察側と弁護側に示したことが14日、関係者への取材で判明した。

奈良地裁は年内に審理を終え、2026年1月にも判決を言い渡す方向で調整を進めているとみられる。

山上被告は2022年7月、奈良市内で選挙応援演説中だった安倍元首相を手製の銃で銃撃し逮捕された。検察は2023年3月までに山上被告を起訴したが、争点や証拠を整理する公判前整理手続きが長期化。通常11カ月ほどで終了するところ、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)への被告家族の献金による自己破産の影響を争点とするか否かで協議が難航したほか、裁判所の警備態勢の問題も重なり、日程調整が難航していた。

注目度の高い事件だけに裁判の行方に関心が集まっている。

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