トランプ米大統領は17日、ロシアのプーチン大統領と19日に電話会談を行うと発表した。2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻の停戦をめぐって改めて協議が行われ、両首脳による対面会談の実現に向けて進展があるかどうかが注目される。
トランプ氏は、自身のSNS投稿でプーチン氏との電話会談を米東部時間の19日午前10時（日本時間20日午後11時）に行うと明らかにした。
また、プーチン大統領との協議後には、ウクライナのゼレンスキー大統領や北大西洋条約機構（NATO）加盟国とも電話会談を行う予定だと説明し、「この日が生産的なものになり、停戦が実現し、本来起こるべきではなかった暴力的な戦争が終わることを願う」と述べた。
両首脳の電話会談に先立ち、ルビオ米国務長官とロシアのラブロフ外相も17日に電話で協議を行った。米国務省によると、ルビオ氏は、トランプ大統領が即時停戦と暴力の停止を呼びかけていることを強調した。
トランプ氏とプーチン氏は今年3月にも電話で協議を行い、エネルギー施設への攻撃停止で合意し、ゼレンスキー氏の同意も得たとされるが、合意は履行されなかった。
Leave a Reply