トランプ米大統領が日本製鉄によるUSスチール買収計画を承認したと複数の米メディアが報じた。
トランプ大統領は23日、自身のSNSで「多くの検討と交渉を経た結果、USスチールはアメリカにとどまることになった。日本製鉄とUSスチールの計画的な提携が140億ドルの経済効果をもたらす」と発表。米メディアはこれを事実上の買収承認として伝えているが、投稿自体には明確な買収容認の文言は含まれていない。
訪米中の赤沢経済再生担当相は、ホワイトハウスによる正式発表を待つ姿勢を示した。
一方、日本製鉄は声明で「トランプ大統領のご英断に心より敬意を表します。USスチールをはじめとするステイクホルダーや米国の鉄鋼業、製造業全体にとって画期的な転機となるでしょう」と歓迎の意を表明した。
買収が正式決定すれば、日米鉄鋼業界の再編が一気に加速することになる。
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