NHK文化センター関西支部は、仏教・儒教・キリスト教という朝鮮半島が外来思想を受容し、独自の色彩を帯びて発展させてきた歴史をテーマにした全6回の連続講座を8月8日から開講する。
講座は毎回10時30分から12時までオンライン形式で開催。見逃し配信も提供され、受講料は税込19,800円だ。
講師を務めるのは天理大学の長森美信教授。初回は古代朝鮮に伝来した仏教の受容過程と定着を取り上げ、中世・近世の儒教が社会構造に与えた影響、近現代におけるキリスト教の普及と信仰形態の変遷まで、時代ごとの思想的潮流を解説する。
韓国は儒教文化が根強いとの評価を受ける一方で、各地に多数の教会や聖堂が建ち並び、仏教寺院では現在も熱心に祈りを捧げる信者の姿が見られる。今回の講座では、こうした複数の宗教・思想が共存しながら展開してきた朝鮮半島の歴史的背景を体系的に学ぶことができる内容となっている。
申込はNHK文化センター関西支部の窓口および所定のオンライン受付で受け付ける。定員になり次第締切りとなるため、早めの申し込みが推奨される。













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